2026-10-19
Claude Code で作ったブログに、検索エンジン向けの「地図」が無かった
このブログは、Claude Code に作らせた自前のサイトです。公開してから9日たって、検索エンジンに渡すはずのファイルが1つも実在していなかったことに気づきました。
画面はきれいに出ていて、記事も全部読めました。だから誰も気づかなかった、という話です。
何が無かったのか
ブログには、人が読むページのほかに、検索エンジンのためのファイルがいくつかあります。
- sitemap.xml:サイトにどんなページがあるかを書いた一覧。検索エンジンに渡す地図のようなもの
- robots.txt:検索エンジンの見回りロボットへの案内。地図の置き場所もここに書く
- RSS(feed.xml):新しい記事が出たことを、読者のアプリに知らせる配信
- 404ページ:存在しない住所を開いたときに「見つかりません」と答えるページ
点検のために、それぞれの住所を開いてみました。どれも「ある」と答えました。ところが中身は、全部トップページでした。バイト数まで同じ6,881バイトです。
存在しない住所を適当に打っても、やはりトップページが出ました。
なぜそうなっていたか
このブログは Cloudflare Pages という無料の置き場に置いています。Cloudflare Pages は、404ページのファイルが無いと、どんな住所を開かれてもトップページを返す作りです。
そして Claude Code が作った組み立ての道具は、記事のページは作っていましたが、地図も案内も404ページも作っていませんでした。だから、どの住所を開いても「ある」と答えて、中身はトップページ、という状態でした。
検索エンジンから見ると、地図を取りに来たらトップページが返ってくる、存在しないはずのページまで全部「ある」、という状態です。Google は、こういう中身の無いページを「ソフト404」として扱います。
しかも、このブログは Google にも Bing にも登録していませんでした。9日間、検索エンジンに気づかれる手がかりがほとんど無かったことになります。
同じことが、もう1つのサイトでも起きていた
実はこれが初めてではありません。同じく Claude Code に作らせたポートフォリオのサイトでも、10月16日に同じ状態が見つかっていました。ページの品質を点数で測る道具にかけたところ、「robots.txt に489個のエラーがある」と出ました。489個のエラーの正体は、robots.txt の住所に返ってきたトップページのHTMLでした。
2つのサイトで、同じ抜け方をしていました。
直したこと
Claude Code に、組み立ての道具を直させました。
- 地図(sitemap.xml)、案内(robots.txt)、配信(feed.xml)、404ページを、毎回の組み立てで作るようにした
- 各ページに「このページの正式な住所はこれ」という印と、記事の題・日付・書いた人を検索エンジン向けに書いた部分を足した
直したあとは、次の3つを確かめてから公開しました。
- 直す前と直したあとで、記事の本文が1文字も変わっていないこと(機械で比べた)
- サイトの中のリンク19本が、全部開くこと
- 存在しない住所で、ちゃんと「見つかりません」が返ること
公開したあと、Google Search Console(Google が無料で出している、検索の状況を見る管理画面)に登録して、地図を送りました。送った直後の表示は「取得できませんでした」です。Google が実際に地図を読みに来たかは、まだ分かりません。
やってみて分かったこと
- 画面がちゃんと出ていることは、サイトが出来上がっている証拠にならない。検索エンジン向けのファイルは、人の目には見えない
- AIに作らせたサイトは、公開したら地図の住所を自分で開いてみる。/sitemap.xml を開いて、トップページが出たら作られていない
- 1つのサイトで見つかった抜けは、同じ作り方をしたほかのサイトにもある。今回は2つ目で気づいた
数日後、Google が地図を読んだかどうかを見て、この記事に書き足します。